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痛い体と痛い心②

あなたがこれから向き合い、折り合いをつける思い込み

①「頑張る」「耐える」という解決策が、あなたを追い詰める

真面目で献身的な人ほど、不調を感じたときに「さらなる努力」で解決しようとします。

 栄養ドリンクを飲み、睡眠時間を削ってタスクをこなし、週末には流行りのセルフケア動画を見てストレッチをしてみる。

 けれど、思い出してください。 頑張れば頑張るほど、あなたの心と身体は楽になったでしょうか。むしろ、やることが増えてさらにパンクしそうになったり、一時的に良くなってもすぐに元の「痛いカラダ」に戻ったりしてはいないでしょうか。 

その背景には、こんな思いが隠れていませんか? 「私が我慢すれば済むことだから」「私がやらないと、誰もやってくれない」「何かしていないと落ち着かない、置いていかれる気がする」 または、幼い頃から刷り込まれた「早くしなさい!」という言葉が今も頭を離れず、身体を動かしていない時でさえ、脳は常にフル回転の駆動状態にある。

ここでは、これまで多くの方から伺ってきた、幼い頃に言われたつらい言葉をいくつか挙げます。もしご自身の記憶と重なるようでしたら、無理に読み進めず、一度深呼吸をしてから先に進んでいただいて構いません。

親から、いわれたつらい一言 「ブス」 「嫌われ者」 「お前なんか生まなきゃよかった」 「どうしてこんな子に…」 さらに踏み込んだ、より深く傷つける言葉、生命に直結した言葉をかけられたり、あらゆる関わり合いを制限または、親が決めてくる。 

こどもに関心のない親、理解のできない放置。

もしこうした言葉が、今もあなたの中に残っているとしたら。

それはあなたが弱いからでも、いつまでも引きずっているあなたが悪いからでもありません。

そんなとげが刺さったままの状態で、いつも頭の片隅でうごめいている過去の記憶がある。

 これでは、心身ともに休まる暇がありません。 

もしあなたの体を一台の車に例えるなら、今のあなたは、ギアをニュートラルに入れたまま、エンジンだけをふかし続けている状態です。

 アクセルを踏み込むほど回転数は上がり、音は激しくなるのに、車体は一ミリも前に進まない。 それなのにガソリンだけは、みるみる減っていきます。

 エネルギーは枯渇し、身体が悲鳴を上げるのも当然なのです。 痛くなったら痛み止めを飲む。 本来、薬を飲んだら休むところを、薬で痛みを麻痺させ、傷を抱えたまま、再び仕事や家事という、日常へ戻っていく……。

 そんな「薬ありき」の生活を、先人たちも「真の健康ではない」と戒めてきました。

 症状を隠し続けることは、体内に時限爆弾を抱えるようなものです。 辛いときはその気持ちを吐き出させる場所があるのは心も支えになるもの。 助けて、つらい、という一言を発せられる場所はありますか?